平成2年から、海を生かしたイベントとして実施、平成18年で14回(途中台風襲来等により3回中止)を数える。県内外から約50艇のヨットが参加し、山川港沖から竹島港沖までのレースを展開、夜は硫黄島で村特産の魚や竹の子等、山海の珍味をふんだに使った「バーベキューパーティー」や、降るような星空に向けて打ち上げる花火大会、野外ステージでのコンサート等が行われ、人口150人程度の島が当日は700人を超える人で賑わう。村民にとっても楽しみな、年に一度の大イベントである。
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平成6年から交流を続けている西アフリカの世界的なジャンベ奏者「ママディ・ケイタ」氏との出会いにより、彼から伝授された「ジャンベ(アフリカのパーカッション)」は、三島村を代表する音楽と楽器になった。平成9年には、職員3名をギニアに派遣して事前調査を行い、平成11年1月には、村の中学生4名を派遣、国際交流を行った。この音楽を通じた国際交流は、衛星放送を通じて全国に放送され大きな反響を呼んだ。また、平成13年8月には、村内4地区の小・中学生が、ドイツとベルギーの町でジャンベ演奏会を行うなど、ヨーロッパでも国際交流を行った。子供たちにとって、このような貴重な体験は、これからの人生に大きな影響を与えるものと考える。今後は、相互交流が進むことにより新しい展開が期待されている。また平成16年3月、日本初、アジア初のジャンベスクール「みしまジャンベスクール」が開校、今後、ジャンベを通して更に交流が進み、村の活性化につながるものと期待されている。
→みしまジャンベスクール
俊寛伝説の島づくりとして、俊寛像の建立や俊寛堂の整備を進め、その集大成として、中村勘九郎一門(現 勘三郎)による日本初、伝説の地での野外歌舞伎、三島村歌舞伎「俊寛」を上演し日本中の話題となった。この三島村歌舞伎「俊寛」の上演記念碑の建設を機に、毎年春に村外からツアー客を誘致し俊寛伝説の探訪と竹の子やツワ狩りが楽しめるイベント「俊寛まつり」を開催し好評を博している。