かねてから新型コロナウイルスの感染対策にご協力をいただき感謝申し上げます。鹿児島県におきましては、感染状況等を踏まえ、9月30日をもって「BA5対策強化宣言」を終了し、また、これに併せて、「爆発的感染拡大警報」から「感染拡大警戒期間」へ移行されました。国からもWithコロナに向けた政策の考え方が次々に示されコロナとの共存に向けた新たな展開が図られています。
その一方で政府分科会は、来るべき第8波は従来を上回る深刻な流行になるかもしれないとの危機感を示しており、インフルエンザとの同時流行に対する対策や新たなワクチンの接種間隔を5ヶ月から3か月に短縮し、更なる推進を図るなど年末年始の流行に備えています。
村内におきましても、今後の感染拡大に備えた対応が必要であると考えています。11月以降にあらゆる手段で入島される方は、入島前2週間の健康観察と、入島前日から数えて3日以内のPCR検査にご協力をお願いします。入島の条件とするものではありませんが、村内で発症し感染が確認された場合、県本土への緊急搬送は対象が限定されます。また、村営フェリーの乗船ができなくなりご本人の意思による島外への移動が困難になりますので十分にご注意ください。
感染の状況(まん延防止等重点措置の発令等)や、その他事情(村内での感染者発生状況等)により方針が変更になることがありますのでご了承ください。
くわしくは下記の各項目をご覧ください。
(1)業務等で入島される際は、なるべく3回目のワクチン接種が終了した方、もしくは2回目のワクチン接種から6か月を経過していない方で調整をお願いします。また、入島される全てのお客様は、入島前2週間の健康観察表及び、入島前日から数えて3日以内のPCR検査(概ね4歳以上を対象)にご協力をお願いします。
※PCR検査は、あくまでも検査時点の感染を確認するものです。検査の翌日に発症した事例もあります。たとえ検査結果が陰性であっても体調の変化には十分注意し、入島前に少しでも体調がすぐれない場合は迷わず日程を変更し、医療機関等を受診してください。
※天候等による船の欠航により、次の出港便に乗船する際に、受けていたPCR検査が入島前日から数えて3日以内を超えてしまう場合については、再度PCR検査の協力をお願いしませんが、感染不安のある方は積極的に検査を受けて下さい。
(2)PCR検査を受けて入島後、島から鹿児島へ移動して再び島へ行く場合、上鹿日から数えて3泊以内であればPCR検査の協力をお願いしませんが、感染不安のある方は積極的に検査を受けていただくか、感染対策を徹底してお過ごしください。上鹿日から数えて4泊以上島外に滞在して再度島に入る場合は、PCR検査にご協力ください。
※天候等による船の欠航により、次の出港便に乗船する際に、受けていたPCR検査が乗船前日から起算して3日以内を超えてしまう場合については、再度PCR検査の協力をお願いしませんが、感染不安のある方は積極的に検査を受けていただくか、感染対策を徹底してお過ごしください。
感染状況により、検査予約ができなかったり、検査結果が分かるまで時間がかかる場合がありますのでご注意ください。また、定期便以外の手段で入島される方にも協力をお願いします。定期便以外で入島される方は事前に、役場民生課までご連絡ください。
※健康観察表の記載内容につきまして、お尋ねする場合があります。すでに医療機関を受診され、薬品が処方されている場合はご説明ください。なお、乗船前の検温の際、発熱症状がある場合は、かかりつけ医にまずはご相談ください。相談する医療機関に迷う場合は、受診・相談センターへご連絡ください。
入島前2週間の健康観察とPCR検査結果の陰性確認、ワクチン接種にご協力下さい。村内で感染が確認された場合、県本土への緊急搬送は症状が悪化し、重症化リスクが高い場合に限定されます。また、村営フェリーの乗船ができなくなり、ご本人の意思による移動も困難になりますので十分にご注意ください。民宿等に宿泊予約をする際は、必ず観光目的であることを伝えてください。
ご高齢の親族等と会われる場合は、体調管理をしっかりとして、帰省前の感染リスクの高い行動を控えてください。村内で感染が確認された場合県本土への緊急搬送は症状が悪化し、重症化リスクが高い場合に限定されます。また、ご本人の意思による移動も困難になりますので十分にご注意ください。少しでも体調がすぐれない時は帰省を控えてください。
(1)乗船、搭乗前の検温、簡単な問診にご協力ください。
(2)船内等および島内では必要に応じてマスクを着用し、こまめに手洗い・手指消毒を行い、基本的な感染対策を徹底してください。
(3)入島後も毎日の検温と健康観察をお願いします。体温計の共用は感染のリスクがあるため、個人でご用意ください。
(4)会食など集団で集まることはクラスター発生や二次感染の要因となりますので慎重な判断をお願いします。島民との不要な交流も避けてください。高齢者と会う際は特に慎重な対応をお願いします。
(5)ケガや発熱等の症状がある場合、直接診療所に行かず、まずは診療所に電話連絡をしてください。
(1)現在、新規感染者数は減少傾向にありますが、水際対策や行動制限の緩和で再度感染拡大が見込まれます。島外へ移動する際は感染対策にご留意ください。島外への移動後3泊以内に島に帰る場合、PCR検査の協力はお願いしませんが、感染不安のある方は積極的に検査を受けていただくか、感染対策を徹底してお過ごしください。上鹿日から数えて4泊以上島外に滞在して島に帰る場合は、PCR検査の協力をお願いします。(※高齢者の方で、スマホでの検査予約が困難な方は帰島日の3日前までに役場民生課にご相談ください。検査件数の急増により希望日に検査を受けられない場合があります。)
(2)毎日健康観察を行う習慣をつけましょう。発熱や風邪症状がある場合は自宅待機をし、診療所へ電話にてご相談下さい。
(3)上鹿した際は、検温と健康観察を継続し、乗船・搭乗手続きの際に健康観察手帳または健康観察票を提示して下さい。(※健康観察手帳及び健康観察票は各出張所、港待合所に備え付けてあります。)
(4)感染リスクが高まるとされる「飲酒を伴う懇親会等」、「大人数や長時間に及ぶ飲食」、「マスクなしでの会話」、「箸やコップの使い回し」は避けてください。
(5)国が示す「新しい生活様式」を参考に、感染予防対策を徹底しましょう。島内、島外を問わず感染のリスクは非常に高まっています。また、都合により上鹿する際、県飲食店第三者認証を受けた飲食店を利用するなど、感染予防対策が十分でない飲食店などの利用は控え、集団や3密環境は避けて過ごして下さい。
(6)新型コロナウイルスワクチンについて、様々な事情により接種ができない方が不当な差別や偏見を受けないようにご配慮ください。
(7)医療現場の最前線で活躍されている医療従事者に感謝し、その関係者が不当な差別や偏見、いじめを受けることがないようにしましょう。