かねてから新型コロナウイルスの感染対策にご協力をいただき感謝申し上げます。
新型コロナウィルスの感染対策につきましては、全国的に感染拡大が続いており、まさに第8波が到来しています。過去2年間、年末年始に大きな流行を迎えており、今後さらに感染が拡大すると思われます。そのような中で、令和4年12月21日には鹿児島県知事から感染防止対策に関するメッセージが出されました。年末年始に向けさらなる感染対策の徹底が求められます。
村内におきましても、今後の感染拡大に備えた対応が必要であると考えています。令和5年1月以降も入島される全ての方は、入島前2週間の健康観察と、入島前日から数えて3日以内のPCR検査にご協力をお願いします。(鹿児島県の無料PCR検査も令和5年1月末まで延長されました。)村内で発症し感染が確認された場合、県本土への緊急搬送は対象が限定されるとともに村営フェリーの乗船ができなくなりご本人の意思による島外への移動が困難になりますので十分にご注意ください。
感染の状況(まん延防止等重点措置の発令等)や、その他事情(村内での感染者発生状況等)により方針が変更になることがありますのでご了承ください。
くわしくは下記の各項目をご覧ください。
1 入島前2週間の健康観察とPCR検査のご協力について
(1)ビジネスや工事作業などの業務目的で入島される際は、なるべくワクチン接種をされた方が入島されるようお願いします。また、入島される全ての方は、入島前2週間の健康観察票(PDFファイル 266KB)及び、入島前日から数えて3日以内のPCR検査(概ね4歳以上を対象)にご協力をお願いします。
※PCR検査は、あくまでも検査時点の感染を確認するものです。検査の翌日に発症した事例もあります。たとえ検査結果が陰性であっても体調の変化には十分注意し、入島前に少しでも体調がすぐれない場合は迷わず日程を変更し、医療機関等を受診してください。
※天候等による船の欠航により、次の出港便に乗船する際に、受けていたPCR検査が入島前日から数えて3日以内を超えてしまう場合については、再度のPCR検査はお願いしませんが、感染不安のある方は積極的に検査を受けてください。
(2)PCR検査を受けて入島後、島から鹿児島へ移動して再び島へ行く場合、上鹿日から数えて3泊以内であればPCR検査をお願いしませんが、感染不安のある方は積極的に検査を受けていただくか、感染対策を徹底してお過ごしください。上鹿日から数えて4泊以上島外に滞在して入島する場合はPCR検査にご協力ください。
※天候等による船の欠航により、次の出港便に乗船する際に、受けていたPCR検査が乗船前日から起算して3日以内を超えてしまう場合については、再度のPCR検査はお願いしませんが、感染不安のある方は積極的に検査を受けていただくか、感染対策を徹底してお過ごしください。
感染状況により、検査予約ができなかったり、検査結果が分かるまで時間がかかる場合がありますのでご注意ください。また、定期便以外の手段で入島される方にも協力をお願いします。定期便以外で入島される方は事前に、役場民生課までご連絡ください。
※健康観察票の記載内容につきまして、お尋ねする場合があります。すでに医療機関を受診され、薬品が処方されている場合はご説明ください。なお、乗船前の検温の際、発熱症状がある場合は、かかりつけ医にまずはご相談ください。相談する医療機関に迷う場合は、受診・相談センターへご連絡ください。
2 観光やレジャー目的の方の来島について
入島前2週間の健康観察とPCR検査結果の陰性確認、ワクチン接種にご協力ください。村内で感染が確認された場合、県本土への緊急搬送は重症化リスクが高い方に限定されるとともに村営フェリーの乗船ができなくなりご本人の意思による島外への移動も困難になりますので十分にご注意ください。民宿等に宿泊予約をする際は、必ず観光目的であることを伝えてください。特に以下の点にご留意ください。
(1)乗船、搭乗前の検温、簡単な問診にご協力ください。
(2)船内等および島内では必要に応じてマスクを着用し、こまめに手洗い・手指消毒を行い、基本的な感染対策を徹底してください。
(3)入島後も毎日の検温と健康観察をお願いします。体温計の共用は感染のリスクがあるため、個人でご用意ください。会食など集団で集まることはクラスター発生や二次感染の要因となりますので慎重な判断をお願いします。島民との交流時には感染対策を十分に行ってください。高齢者と会う際は特に慎重な対応をお願いします。
(4)発熱等の症状がある場合、直接診療所に行かず、まずは診療所に電話連絡をしてください。
3 帰省を予定されている方へ
ご高齢の親族等と会われる場合は、体調管理をしっかりして、帰省前の感染リスクの高い行動を控えてください。村内で感染が確認された場合、県本土への緊急搬送は重症化リスクが高い方に限定されるとともに村営フェリーの乗船ができなくなりご本人の意思による島外への移動も困難になりますので十分にご注意ください。少しでも体調がすぐれない時は帰省を控えてください。
4 村民の方の島外移動、感染対策等について
(1)令和4年11月上旬から新規感染者数は増加傾向にあり、年末年始にかけて再度の感染拡大も懸念されます。島外へ移動する際は感染対策にご留意ください。島外への移動後3泊以内に島に帰る場合、PCR検査はお願いしませんが、感染不安のある方は積極的に検査を受けていただくか、感染対策を徹底してお過ごしください。上鹿日から数えて4泊以上島外に滞在して島に帰る場合は、PCR検査の協力をお願いします。(※高齢者の方で、スマホでの検査予約が困難な方は帰島日の3日前までに役場民生課にご相談ください。なお、検査件数の急増により希望日に検査を受けられない場合がありますのでお早目の対応をお願いします。)
(2)毎日健康観察を行う習慣をつけましょう。発熱や風邪症状がある場合は自宅待機をし、診療所へ電話にてご相談下さい。
(3)上鹿した際は、検温と健康観察を継続してください。(※健康観察手帳及び健康観察票は各出張所、港待合所に備え付けてあります。)
(4)感染リスクが高まるとされる「飲酒を伴う懇親会等」、「大人数や長時間に及ぶ飲食」、「マスクなしでの会話」、「箸やコップの使い回し」は避けてください。
(5)国が示す「新しい生活様式」を参考に、感染予防対策を徹底しましょう。島内、島外を問わず感染のリスクがあります。また、都合により上鹿する際、県飲食店第三者認証を受けた飲食店を利用するなど、感染予防対策が十分でない飲食店などの利用は控え、集団や3密環境は避けて過ごしてください。
(6)感染した場合は、感染者本人だけではなく、同居しているご家族も濃厚接触者として、不要不急の外出を控えていただくことになります。そのため、療養・待機期間中に必要となる食料品、日用品、嗜好品等をあらかじめ確認し、事前に準備しておくと安心です。事情により、食料品の調達が困難になった場合は役場民生課にご連絡ください。
(7)新型コロナウイルスワクチンについて、様々な事情により接種ができない方が不当な差別や偏見を受けないようにご配慮ください。
(8)医療現場の最前線で活躍されている医療従事者に感謝し、その関係者が不当な差別や偏見、いじめを受けることがないようにしましょう。