政府は、6月20日が期限となっている緊急事態宣言について、沖縄を除く9つの都道府県で解除し、このうち北海道など7つの都道府県は来月11日までの期間、まん延防止等重点措置に移行することを決定しました。
鹿児島県内においては、6月20日に「感染拡大警報」は解除されましたが、新たに「感染拡大警戒期間」が発令され、ステージⅢの警戒基準は継続となり、感染拡大地域との不要不急の往来、感染拡大地域からの不要不急の来県は自粛が求められています。
このような状況を受け、7月においては下記のとおりの対応とさせていただきますのでご理解とご協力をお願いします。なお、感染の状況やその他の事情により変更になることもありますのでご了承ください。
1 乗船前・搭乗前の検温について
当面の間、実施します。また、全ての乗船・搭乗されるお客さまは、入島前2週間の健康観察票の提示をお願いします。確認できない場合は乗船・搭乗をお断りすることがございますので、ご了承ください。
※健康観察票の記載内容につきまして、お尋ねする場合があります。すでに医療機関を受診され、薬品が処方されている場合はご説明ください。なお、乗船前の検温の際、発熱症状がある場合は、かかりつけ医にまずはご相談ください。相談する医療機関に迷う場合は、受診・相談センターへご連絡ください。
2 観光やレジャー目的の方の受け入れについて
県外からの観光やレジャーなどを目的とした不要不急のすべての移動(島内の滞在を伴わない日帰り便への乗船も含む)は、自粛を要請します。
3 業務の方の受け入れについて
(1)業務等で来島される業者様は、できるだけ県内在住の方でご対応ください。緊急事態宣言発令地域及び人口110万人当たりの新規感染者数が15人以上の地域からの移動は自粛をお願いします。
(2)やむを得ない場合は、必ず入島前2週間の健康観察票による体調管理を行い、乗船・搭乗前の検温時に提示をお願いします。また、入島後も必ず健康観察の継続をお願いします。
4 帰省目的の方の受け入れについて
帰省を目的とする場合は、必ず入島前2週間の健康観察票による体調管理を行い、乗船・搭乗前の検温時にご提示をお願いします。また、入島後も必ず健康観察を継続し、「密閉・密集・密接」の3密を避け、それぞれの場所や場面で自ら行うべき行動を考え、行動して下さい。
5 入島される方へのお願い
(1)船内および島内では必ずマスクを着用し、こまめに手洗い・手指消毒をしてください。滞在日数分のマスクをご持参ください。
(2)入島後も毎日の検温と健康観察をしてください。体温計の共用は感染のリスクがあるため、個人でご持参ください。
(3)会食など集団で集まることはクラスター発生や二次感染の要因となりますので、控えて下さ
い。島民との不要な交流は避け、必要最低限の外出をお願いします。
(4)ケガや発熱等の症状がある場合、直接診療所に行かず、まずは診療所に電話連絡をして下さい。
(※電話番号は別途記載)
6 村民の方の移動等について
(1)島外への移動は慎重にご判断ください。特に、緊急事態宣言発令地域及び人口10万人当たりの新規感染者数が15人以上の地域については不要不急の往来自粛をお願いします。https://covid19.mhlw.go.jp/
(2)毎日健康観察を行う習慣をつけましょう。発熱や風邪症状がある場合は自宅待機をし、診療所へ電話にてご相談下さい。
(3)上鹿した際は、検温と健康観察を継続し、乗船・搭乗手続きの際に健康観察手帳または健康観察票を提示して下さい。(※健康観察手帳及び健康観察票は各出張所、港待合所に備え付けてあります。)
(4)感染リスクが高まるとされる「飲酒を伴う懇親会等」、「大人数や長時間に及ぶ飲食」、「マスクなしでの会話」、「箸やコップの使い回し」は避けてください。
(5)「新しい生活様式」を参考に、感染予防対策を徹底しましょう。また、都合により上鹿する際は、感染予防対策が十分でない飲食店などの利用は控え、集団や3密環境は避けて過ごして下さい。
(6)新型コロナウィルスワクチン接種について、様々な事情により接種ができない方が不当な差別や偏見を受けないようにご配慮ください。
(7)医療現場の最前線で活躍されている医療従事者に感謝し、その関係者が不当な差別や偏見、いじめを受けることがないようにしましょう。